長崎県といえば南蛮貿易による異国文化との融合で、国内でも独特の文化が形成された土地。
そして五島列島をはじめとした島の数がとても多い県(971島あり日本一)であったりと地形的にも九州の中でも個性が際立っています。
そんな長崎県にはたくさんの日本一があるのでまるごと紹介していきますね♪
お魚の日本一+α
長崎県は北海道に次ぐ漁獲量を誇り、水揚げされる魚の種類が日本一ともいわれています。
そんなことから様々な魚介類の日本一がありますのでご紹介していきます!
マアジの漁獲量日本一
2019年マアジの漁獲量は40,882t・シェア42.1%で日本一!
二位の島根県[18,193t・シェア18.7%]の倍以上の漁獲量で、『ごんあじ』・『
野母(のも)んあじ』の2大ブランドが有名です。
マダイの漁獲量日本一
2019年マダイの漁獲量は2,130t・シェア13.4%で日本一!
みんなご存知、魚の王様鯛も長崎県がトップ。
サバの漁獲量日本一
2019年サバの漁獲量は71,761t・シェア15.9%で日本一!
ブランドさば『長崎旬さば(ときさば)』が有名です。
カタクチイワシの漁獲量日本一
2019年カタクチイワシの漁獲量は37,015t・シェア28.5%で日本一!
大きめのものは食用に、それ以外は乾製品(シラス干し、イリコ)に加工されます。
ブリの漁獲量日本一
2019年ブリの漁獲量は16,020t・シェア14.7%で日本一!
成長すると呼び名が変わる出世魚で順に「モジャコ」「ツバス(ワカシ)」「ハマチ(イナダ)」「メジロ(ワラサ)」「ブリ」となります。
要するに一番大きく、体長は1メートルを超えるものも。
クロマグロ漁獲量・養殖量日本一
2019年クロマグロの漁獲量は1,702t・シェア16.6%で日本一!
クロマグロ=本マグロ
マグロといえば青森の大間が有名ですが、長崎では養殖が盛んで生産量、出荷尾数も全国1位となっています。
ですがマグロの消費量が2009年にはワースト1位になったことも(汗)
んん・・・謎。
サザエの漁獲量日本一
2019年サザエの漁獲量は968t・シェア17.9%で日本一!
五島列島産の天然活さざえは本当にうまいと評判です。
イサキの漁獲量日本一
2019年イサキの漁獲量は1,002t・シェア29.8%で日本一!
ブランドイサキ『値賀咲』が有名で身がしっかりと締まっていながら脂もしっかりのっていてとても美味しいと言われています。
フグの養殖生産量日本一
2019年フグの養殖生産量は1,801t・シェア47.1%で日本一!
崎市戸石地区は「とらふぐ」と「かき」の養殖が盛んで「とらふぐかき祭り」がたびたび開催されています。
ビワの生産量日本一
2018年ビワの生産量は858t・シェア30.80%で日本一!
長崎のあたたかい気候はびわの生産に適した環境なんです。
ハウステンボスの日本一!
佐世保市にあるハウステンボスは長崎県で最も有名な観光スポットなのでご存知の方も多いと思います。
一時は経営が悪化し低迷していましたが、近年次々と新しいイベントやアトラクションが導入され入場者数も回復しています。
そのハウステンボスにも多くの日本一があります。
テーマパークの敷地面積日本一
ハウステンボスの敷地面積は152万平方メートルで日本一広いテーマパークです。
なんと東京ディズニーランドのなんと3倍の面積なんです!
イルミネーションの日本一
ハウステンボスのイルミネーションは1,300万球の電球を使用していて、電球の数は世界最大規模です。
夜景鑑定士が選ぶ全国イルミネーションランキングの総合エンターテイメント部門で1位に輝きました。
また、高さ66mから流れ落ちる日本一の光の滝や運河パレードなど様々なイベントが開催されていますので、何度行っても楽しめますね。
世界一花火師競技会
世界一の花火師を決定する大会が2009年からハウステンボスで開催されています。
日本国内予選、海外予選もハウステンボスで行われていますので、日本一・世界一の花火を何度も鑑賞することができます。
観光スポットの日本一
長崎県にはハウステンボス以外にも面白い日本一になっている観光スポットがありますのでご紹介しますね!
日本一小さな公園
西海市松島にあるその名も「日本一小さな公園」。
5m四方の広さにシュロの木とベンチが一つあるだけの公園です。
五島灘の絶景が見渡せるスポットになっています。
日本一長い足湯
雲仙市小浜温泉にある「ほっとふっと105」は長さ105mもある足湯です。
愛犬と一緒に楽しめるペット足湯や敷き詰められた小石で足つぼを刺激するウォーキング足湯など面白い足湯もありますので試してみてくださいね。
また、小浜温泉は温泉の最高温度が105℃で日本一熱い温泉となっています。
ペンギンの種類日本一
長崎市にある「長崎ペンギン水族館」は日本一ペンギンの種類が多い水族館なんです。
地球上に存在する18種類のペンギンのうち9種類をこの水族館で見ることができます。
また、世界で初めて自然の海でペンギンが泳ぐ姿が見られるふれあいペンギンビーチがあります。
ちょっと変わった日本一
カステラの年間購入額日本一!
鎖国時代において南蛮貿易の象徴が『カステラ』ですよね。
一世帯で年間3,330円の購入でもちろん日本一です!
そんな長崎で興味深いデータが・・・
おにぎりの消費量ワースト1位、そしてせんべいの消費量もワースト2位。
和食より洋食の方が好まれているのか?と思わせるデータですね。
海水浴場の数が日本一
海水浴場が67カ所と千葉県と並んで日本一です。
長崎には離島も多く海岸線が多いのでおのずと海水浴場も多いのだと思われます。
まとめ
漁業が盛んな長崎県、そして今でも南蛮貿易の頃からの影響があちこちに残っているというのも特徴ですね。
長崎県にはここにあげた日本一ばかりではなく、多くの名物や観光スポットが数多くあります。
観光に訪れつつ、海産物に舌鼓をうったら最高な思い出ができるはず!