九州の玄関口、福岡県。
博多といえば、ラーメンに博多どんたくや辛子明太子などいろんなものが思い出されますよねね。
そこで調べてみると、納得のものから意外なものまで日本一が沢山ありました。
ここでは豊かな都市活力と、昔ながらの地元の力が合わさって生み出された福岡の「日本一」をまるごとご紹介します!
日本一の産業
福岡にはこんな生産量日本一のものがあります
たらこ・辛子明太子に関する日本一!
博多といえば「辛子めんたい」と誰もが思うはず。
2017年都道府県民一人当たりのたらこ年間消費量は19.5本で福岡県が日本一!
2位の群馬県が10.2本でしたからおやそその2倍です。
さらに少し古いデータになりますが、2005年の明太子年間生産量16,499t(2005年)・シェア70%で日本一。
博多には「ふくや」な「かねひろ」など、美味しいメーカーが軒を連ねています。
もちろん、明太子店の数も日本一です。
どうして福岡で明太子が作られるようになったのか?というと
もともとは、第二次世界大戦後、博多に引き揚げてきた日本人が、韓国(当時は朝鮮)で唐辛子を使ったスケトウダラの卵を使った伝統料理を博多に持ち込み、日本人の味覚に合うように作り始めたものがはじまりと言われています。
引用:https://umito.maruha-nichiro.co.jp/article33/
なんだそうですよ!
そして2018年、福岡は唐辛子の生産量が全国3位、それも何か関係あるのかな?と思うのは私だけではないはず・・・。
たけのこ生産量日本一
2018年たけのこの生産量が6,199.1t・シェア24.4%で日本一!
北九州市の「合馬(おうま)たけのこ」は高級たけのことして有名です。
ちなみに2位は鹿児島県の6,087.5t、3位は熊本県の3,089.3tと軒並み九州がランクインしています。
かいわれ大根の生産量が日本一
2018年かいわれ大根の生産量は1,283t・シェア27.2%で日本一!
大根の芽であるカイワレ、シャキっとした食感にダイコンのようなピリッとした辛味が持ち味で、汁物からサラダ、おひたしなど色々使える万能選手。
パクチーの生産量日本一
2018年パクチーの生産量は137t・シェア25.5%で日本一!
近年美容と健康にいいとブームになっていますよね。
香りに強いクセがあり好き嫌い分かれますが、好きな方はいくらでも食べれちゃうくらい好きハマっちゃってすよね!
タデ(蓼)の生産量日本一
2018年タデ(蓼)の生産量は170t・シェア90.9%で日本一!
ことわざの「蓼食う虫も好き好き」のアレで、おさしみの付け合わせとしてよく見かけるのがタデ。
家具生産量日本一
福岡の大川は、通称「家具の街」とも言われ、生産量は全国トップになります。
もとは船大工が建具や家具を作り出したのが始まりで、今ではあらゆる木製家具を手掛けています。
日本一の文化
屋台の数日本一
福岡の夜といえば「屋台」ですよね。
日本の屋台のおよそ40%は福岡の中州・天神・長浜に集中しています。
200軒以上の屋台にはそれぞれこだわりの味やメニューがあり、食べ歩きも楽しいですよ♪
〆は絶対とんこつラーメン!
焼き鳥屋の件数日本一
2021年の電話帳調べで人口10万人あたりの焼き鳥屋の店舗数は27.48軒で福岡県が日本一!
2位は佐賀県3位長崎県、4位宮崎県5位大分県と上位が九州ばかりというのも驚きです。
なんというか九州男児のイメージというか・・・汗
日本一の海浜タワー
博多湾沿いにそびえたつ福岡タワーは、日本一高い海浜タワーです。
その高さは234mで1989年に作られました。展望台から絶景の博多湾を一望できます♪
日本一の福岡空港
福岡空港は滑走路1本当たりの発着数日本一。
日本で一番滑走路が混んでいる空港です。国内線は一日370便・国際線は週636便の発着があり、年間の離着陸回数は17万回に上ります。
博多港も負けてません
国際海路の搭乗人員日本一
博多港は、2015年時点で定期航路では年間1万4000人、不定期航路は114万9000人もの乗降客数があり、23年連続で全国最多となっています。
また、2015年には外国・国内クルーズ船の寄港回数が259回に上り、こちらも全国最多となりました。
これは韓国とを結ぶ高速艇「ビートル」の登場で、より韓国との行き来がしやすくなったからのようですね。
木造大仏座像日本一
座った大仏様といえば奈良の東大寺が思い浮かびますが、木造で日本一大きな大仏座像は福岡県の東長寺にある福岡大仏なのです。
その仏像の高さが10.8m、重さは30tになります。
ちなみに日本一大きい大仏は千葉県の南房の鋸山(のこぎりやま)にある日本寺の石彫りの大仏で、その総高は31.05mなんです。
しめ縄の大きさ日本一
福津市の宮地嶽(みやじだけ)神社にある注連縄(しめなわ)は、長さ13.5m・最大直径2.5m・重さ5tで日本一の大きさを誇ります。
また、この宮地嶽神社には「直径22mの超巨大な大太鼓」と「重さが450kgもある特大の銅製大鈴」もあり、「日本最大3セット」として有名です。
日本一大きい観覧車
福岡西区にある「マリノアシティ福岡」にある観覧車「Sky Dream Fukuoka」は高さ120m・直径112mで日本一大きな観覧車です。
キャビンは8人乗りで60台ついており、博多湾と福岡市内を一望できます。
日本一の記録
福岡にはこんなちょっと面白い「日本一」がありました。
日本一のおたふく面
節分の季節になると、博多の櫛田神社に現れるのが日本一巨大なおたふく面です。
その高さは5.3m、幅は5mもあるんです!
口の部分が門になっていて、くぐると商売繁盛・家内完全のご利益があるとのことです。う~んくぐってみたいっ!
日本一大きい門松
出典:http://nobyama.com/fuujiDSC_0009.jpg
2005年、田川市の風治八幡神社に高さ16mの日本一大きな門松が作られました。
これはこれは田川地区の「手弁当の会」が町の活性化のために制作しました。この門松、あまりに巨大すぎて、まるで塔みたいです・・・。
校歌の長さ日本一
出典:http://www.tochikukai.jp/song.html
福岡県東筑高校の校歌は1番から3番まで全部歌うと8~10分かかり日本一長い校歌として認定されています。
読んでみるとむずかしい歌詞ですよね。これを暗記して歌うのはなかなk困難なのではないかと・・・
ひまわりの種飛ばし日本一
2010年、田川郡の川崎町役場で「ひまわりの種飛ばし選手権」が行われました。
このとき、野村信太郎氏が11m70cmで日本一の記録を出しで優勝しました。
道具を使わずに作った、日本一小さい“極小”折鶴
2011年北九州市在住の越智望さんが自分の手だけで3㎜×3㎜の紙で作った折り紙を作ることに成功しました。
できた鶴はゴマより小さいもので、虫眼鏡がないとちゃんと見えなさそうです・・。
まとめ
いかがでしたか?
さすが、人間力の福岡県!といったところでしたね。
ちなみに福岡県民は流行に敏感で美女が多いといわれています。
福岡に行ったら、屋台で食べ歩きして、観覧車で夜景を楽しんで、めんたいを肴に美女としっぽりいきたいものですね。