滋賀県の日本一といえば琵琶湖を思い浮かべる方も多いと思いますがもちろんそれだけではありません。
工業からお寺まで様々な日本一がありますので、こちらでぜーんぶご紹介していきたいと思いますのでお付き合いくださいね!
目次
自然の日本一
滋賀県は自然の面積がとても大きく、琵琶湖をはじめとして自然に関する日本一があります。
日本一大きい&古い湖 琵琶湖
琵琶湖の面積は670.3平方キロメートルで、貯水量は275億立方メートルで日本一大きい湖です。
県全体の六分の一の面積を占め、なんと兵庫県の淡路島がすっぽり入ってしまう大きさなんです。
2番目に大きい茨城県の霞ヶ関の面積が168.22平方キロメートルですので、琵琶湖は4倍近く大きいとどれだけ大きいのかがおわかりいただけると思います。
また、琵琶湖は日本一古い湖でもあります。
10万年以上の歴史を持ち、世界的に見てもカスピ海、タンガニーカ湖に次いで3番目に古い湖なんですよ!
日本一の最深積雪
1927年2月14日に米原市の伊吹山で11.82mもの雪が積もり積雪日本一に。
この記録は日本一の記録というだけではなく、なんと有人観測史上世界一の記録でもありギネスブックにも載っています!
雪が多いといえば、北海道や東北地方を思い浮かべますので意外な感じがしますね。
自然公園の割合
滋賀県には琵琶湖国定公園や鈴鹿国定公園をはじめとして全部で5つの自然公園があります。
これらの自然公園の面積は県の面積の37.2%を占めていて、その比率が日本一となっています。
滋賀県を訪れたら琵琶湖のは観光は必須ですね。
滋賀県の二次産業日本一!
滋賀県は県内総生産が6.01兆円と全国で三番目の額です。
その大部分を担っているのが工業で、滋賀県の県内総生産の第二次産業が占める割合が41.2%で日本一(2018年度)です。
全国平均は23.7%ですのでその2倍近い数字になっているんですよ!
そして第2次産業で働いている人の割合は33.81%で日本一(平成27年国勢調査)。
こうした第二次産業が盛んになった理由は
・交通利便性がよい
・琵琶湖近く、水資源が豊富
・滋賀県は自然災害が少ない
・さらに県が製造業を支援している
ことから。
立地や自然、公の取り組みもあることで現在のように産業が盛り上がってきたのですね。
はかりの出荷額日本一
2019年の”はかり”の出荷額は786億520万円・シェア53.4%で日本一。
重さを量るアレです。
麻織物の出荷額日本一
2019年の麻織物の出荷額は4億8000万円・シェア42.3%で日本一。
麻織物の最高級品、細い麻の繊維で織られる爽やかな風合いと上品な絣模様(かすりもよう)が特徴の「近江上布(おうみじょうふ)」が有名です。
即席麺類の出荷額日本一
2019年の即席麺の出荷額は1005億5600万円・シェア21.2%で日本一。
即席麺工場としては国内最大規模で、主力商品の「カップヌードル」などを1日400万食生産する事ができる『日清食品 関西工場』が栗東市(りっとうし)にあるのが大きな理由の一つ。
プレスフェルト生地、不織布の出荷額日本一
2019年のプレスフェルト生地、不織布の出荷額は409億6700万円・シェア18.2%で日本一。
分かりやすく言うとフェルト生地のことで、マットや紙おむつ、マスクなどに使われる素材です!
コンベヤ出荷額日本一
2019年のコンベヤの出荷額は1194億3100万円・シェア25.4%で日本一。
コンベヤは”モノ”を搬送する装置、業務用として使われる機械が多いので我々が見にすることは少ないかもしれませんね。
理容用電気器具出荷額日本一
2019年の理容用電気器具の出荷額は445億2000万円・シェア74.8%で日本一。
ドライヤーやカーラー、電気カミソリなどのことです。
この他にもパルプ・紙製品や化学工業製品(洗剤など)、ガラス加工品やプラスチック加工品、電子部品まで様々な工業製品が生産・出荷されています!
滋賀にも一次産業はある!?
滋賀県の一次産業は水田農業が主体、その他に麦や大豆、茶などをはじめ色々なものが生産されています!
ボイセンベリー収穫量日本一
2018年の生産量が5t・シェア94.3%で日本一!
木いちごのような果実でジャムにしたり、ヨーグルトやアイスに混ぜて食べられたりしています。
”日本一”はこのボイセンベリーのみ、この他に
3位 (2018年)でした。
六条大麦は生産量5,800.0t・シェア10.2%で電化製品の普及率日本一
滋賀県は様々な電化製品の普及率が日本一となっています。
温水便座の普及率
2014年と少し古いデータですがその普及率は77.8%で日本一です。
(2位は富山県の75.8%、3位は福井県74.9%で全国平均は64.1%)
ノートパソコンの普及率
こちらも2014年と少し古いデータですが66.8%で日本一です。
2位は富山県の63.1%、3位は長野県62.1%で全国平均は55.2%となっています。
ちなみに同じ年のデータではスマートフォンも普及率が日本一でした。
(おそらく現在は変化していると思われます)
滋賀県の平均年齢は全国で3番目に若く子育て世帯の割合が全国で2番目に多いということや、サラリーマン世帯の世帯主収入や県民総所得が全国平均より高いことで
- 新しいものを好む
- 購入できる経済力
ということからきているものと思われます。
他にも
システムキッチン:67.1%
カメラ:89.8%
洗髪洗面化粧台:74.5%
など便利なものが積極的に取り入れられている傾向があると見ることができます。
さらに意外な滋賀の日本一
寺院の数が日本一
日本で寺院が一番多い滋賀県、その数3,217寺
滋賀県には天台宗の総本山、ユネスコ世界文化遺産にも登録された『延暦寺』。
天台寺門宗の総本山『三井寺』。
源氏物語にも登場する『石山寺』など有名な寺院が沢山あります。
奈良や京都ではなく滋賀というところがポイントですね!
日本一長いケーブルカー
比叡山坂本ケーブルは坂本駅〜延暦寺間の距離2,025mと日本一長い距離を走るケーブルカーです。
滋賀県の日本一まとめ
いかがでしたでしょうか?
豊かな自然と様々な工業の日本一が滋賀県民の生活を支えているようですね。