日本一有名なゆるキャラ『くまモン』のふるさと”火の国”熊本。
そんな熊本県は、産業・自然・文化など、県のもつ底力がすごいんです!
ここでは誰もがイメージする熊本県から知られざる熊本県まで、たくさんの日本一を集めてたのでご覧になってみてください♪
日本一の生産業!
熊本には日本一の生産量を誇る農産物がたくさんあります。
スイカの生産量日本一
2019年のスイカ収穫量は52,100t・シェア16.1%で日本一!
特に植木産のスイカ『祭りばやし777』『ブラックジャック』は甘く糖度が12%以上、さらに「金色羅王」(コンジキラオウ)は、糖度15~16%、マンゴーに匹敵するほどの甘さと人気♪
トマトの生産量日本一
2019年のトマト収穫量は133,400t・シェア18.5%で日本一!
2位の北海道は61,000t・シェア8.5%ということで、熊本が断トツなんです。
生産が多い八代市には「トマトアイスクリーム」もあり人気なんだそうですよ。
カリフラワーの生産量日本一
2019年のトマト収穫量は2,700t・シェア12.6%で日本一!
近年日本全体では生産量は減少気味ですが、熊本では生産量が増えています。
デコポンの生産量日本一
2018年のデコポン(不知火)収穫量は12,268.2t・シェア31.7%で日本一!
盛り上がっているヘタの部分が特徴的なデコポン、ちょっと高級ですが味は絶品です。
糖度13度以上・クエン酸1.0以下など全国統一された基準を満たさなければ「デコポン」として出荷することができないという決まりがあるんですよ!
この他にも
デコポンに形のよく似た『肥の豊(ひのゆたか)』も生産量日本一!…というか熊本のみで生産されています(7,433.2t・シェア100.0%)。
ブンタンの一種、『大橘』の生産量も1,557.t・シェア72.4%で日本一。
晩白柚(ばんぺいゆ)の生産量も752.6t・シェア96.3%で日本一。
と様々な柑橘品種で日本一となっています。
い草の生産量日本一
2018年のい草の収穫量は8,410t・シェア98.6%で日本一!
”たたみ”や”ゴザ”の原料となるい草、現在日本で作っているのは熊本県と福岡県の一部のみなんです。
熊本の「い草研究所」施設では、日々い草の品種改良や新製品の開発が行われています。
馬肉の生産量・消費量日本一
2018年、馬肉の生産量が1,577t・シェア41.0%で日本一!
熊本といえば馬刺しですよね。
熊本藩初代藩主加藤清正が朝鮮出兵の際に食糧が底をついてしまい、やむを得ず馬を食したところ思いのほか美味!
熊本に戻ってそれを広めたことから始まったといわれています。
馬の生産頭数は一番ではないのですが、それはカナダや北海道などから仔馬を連れて来て熊本で育てているから。
そしてもちろん馬肉の消費量も1,577t・シェア41.0%で 日本一です!
日本一の水源!世界最大級のカルデラ!
日本一きれいな水・名水百選に選ばれた水源4つ
白河水源(熊本県阿蘇郡の旧白水村)
「白川吉見神社」の境内川湧き出る水で、毎分60tが湧き出ています。
湖底から砂を巻き上げながらこんこんと湧き出る様子は、見るだけで心まで洗われそうなほど豊かで美しい光景ですよ。
轟水源(熊本県宇土市)
知られざる名水スポット!澄んでいて冷たい水場は、夏は子供たちの格好の遊び場になっています。
この轟水源から市街地にひかれた上水道は、なんと350年前に作られた日本最古のもの。今も現役で水を運んでいます。
池山水源(熊本県阿蘇郡産山村)
毎分30tの豊富な水量を湛える透明感抜群の水源。
苔むした森の中で堪能する透明な水音に心を奪われる旅行者も多いとか。
白川水源に比べるとマイナーな水源で、人が少なく静かなのも高ポイント♪
菊池水源(熊本県菊池川上流)
菊池水源は、菊池渓谷にあり、「渓谷美の極致」と言われるほど美しい木々と渓流の光景が魅力です。
菊池渓谷では「竜カ渕」や「黎明の滝」など変化に富んだ光景を楽しめます。
熊本県は、豊富な地下水源に支えられた「水の国」でもあります。
なんといっても県内の生活水はすべて湧き水で賄われているんですから、すごいですよね!
「世界一」?の阿蘇のカルデラ火山
熊本県といえば「阿蘇のカルデラ火山」を思い浮かべる人も少なくないと思います。
だがしかし!阿蘇山は「世界最大級」ですが大きさが世界一ってわけじゃないんですよ~。
しかも日本最大のカルデラでもありません!日本最大のカルデラは北海道の屈斜路湖です。
しかし、阿蘇のカルデラの中は非常に安定していて、カルデラの中に人も住んでいますし、農業も行われています
それどころか国道も線路も通っています。
大きさはもちろん世界最大級ながら、さらにカルデラの中で人が生活しているのは世界でもとても珍しいこと。
つまり正確には、「世界一珍しい状態の最大級カルデラ」と言えるでしょう!
日本一の文化
熊本には日本一の文化遺産や記録もたくさんあります。
石段の数日本一(熊本県益城郡中央町)
釈迦院への表参道に作られた石段は、3,333段で日本最大段数です。
延々と続く階段を登り切るのは、体力に自信のある男性での相当きついようです!
水路橋の大きさ日本一(熊本県上益城郡山都町)
水路僑とは、通水のために作られた橋のことですが、熊本の「通潤橋」は国内最大の石造水路僑です
農閑期に時間を区切って放水していて、その光景を見に多くの観光客が訪れます。
装飾古墳の数日本一
装飾古墳とは古墳の内側に浮彫などの装飾が施された古墳のこと。
ほとんど熊本に集中して作られています。特に山鹿市のチブサン古墳が有名です。
なんだか、石に関係のある日本一が多いですね!いい石が沢山採れたのかもしれませんね!
そのほかにも・・・
献血率日本一
熊本は献血率が日本一!なんと2001年と2002年を除いてここ22年間連続1位だそうです。
確かに熊本には「献血が趣味」なんて人も結構いたりします・・・。
くまモン「ゆるキャラグランプリ」で優勝
もはや全国区となったくまモン。
2011年のゆるキャラグランプリで王者となってから人気に火が付きました。
熊本の営業部長として、日々熊本のPRにいそしんでいます。
熊本にはゴルフにまつわる日本一がたくさんあります。
- 2014年女子ゴルフツアーで史上最年少優勝
熊本県菊陽町の熊本空港カントリークラブで行われたKKT杯バンテリンレディスオープンで優勝した勝みなみ選手は、史上最年少で当時15歳でした。 - 2007年国内シニアゴルフツアーで最年長優勝記録
熊本県のくまもと中央カントリークラブで行われた日本シニアオープンでは65歳で青木功選手が最年長5度目の優勝を決めました。 - アマゴルファーによる同日のホールインワン数日本一
2008年7月13日、熊本クラウンゴルフ倶楽部で福永浩介さん、岩井良一さん、藤原盛臣さんの3名がホールワンを達成しました。
熊本の日本一まとめ
穏やかな気候ときれいな水があることで多くの農産物日本一がありましたね。
食はもちろん、阿蘇山や天草、そして現在は修復中ですが熊本城(全ての工事完了は2037年度の予定)など観光資源も豊富なので訪れたらお楽しみがたくさん。
そしていち早い熊本地震からの復興をお祈りしています!