瀬戸内海に面する吉備の国・岡山県。
有名な桃太郎伝説や瀬戸大橋、三大庭園の一つ『後楽園』があり、降水量が少ない”晴れの国”としても知られています。
ここではそんな岡山県の日本一をまるごと紹介していきますね。
目次
岡山県の名産・特産日本一!
実は岡山県には農産物で日本一の”品目”はありませんが、”品種別”では日本一のものがあるのでそちらを紹介していきます。
白桃の生産量日本一
2013年清水白桃の収穫量2,282t・シェア64.2%で日本一!
2019年、桃の生産量の日本一は山梨県、岡山県は6位。
ピオーネの生産量日本一
2013年ピオーネの生産量9,140t・シェア36.9%で日本一!
この他マスカットも9,140日本一・シェア9割以上なのですが、近年は『シャインマスカット』の台頭などで生産量が激減しています。
2019年、ぶどうの生産量の日本一は山梨県、岡山県は4位。
黄ニラ生産量日本一
岡山県は黄ニラの生産量が全国シェア7割以上で日本一です。
2019年、ニラの生産量の日本一は高知県、岡山県は7位以下のランク外となっています。
ヒノキの生産量日本一
2018年ヒノキの生産量は218 千㎥・シェア7.8%で日本一。
それ以降2019年3位、2020年は2位となっています。
この他の名産品
マッシュルームの生産量が2位(1位は千葉県)
黒大豆の生産量が2位(1位は兵庫県)
となっています!
フナの漁獲量日本一
2019年フナの漁獲量216t・シェア51.1%で日本一!
岡山ではミンチにして醤油やみりん、砂糖、ダシ汁などで炒めておいたモノを煮て作る『ふなめし』が冬の郷土料理として有名です。
ご飯にかけてたべるなんて美味しそう!!!
岡山県の日本一の2次産業
学生服の生産額が日本一
2014年学生服の出荷額が431億円・シェア72.6%で日本一!
制服メーカー大手の「トンボ (トンボ学生服)」、「明石被服興業(富士ヨット学生服)」、「菅公学生服(カンコー学生服)」の3社はともに岡山県に本社があるんです。
江戸時代に干拓によって陸地になった倉敷市の平野部で塩分に強い綿花やイ草などの作物が栽培され、そこから繊維産業は始まりました。
Yシャツの生産量日本一
2018年Yシャツの生産量が105,174ダース・シェア19.6%で日本一!
この他にも、織物製事務用・作業用・衛生用衣服、ニット製スポーツ衣服、ジーンズなどの衣料品、そして水あめ・麦芽糖、耐火レンガ、集成材などが日本一の生産量なのだそうです。
(当サイトで正確なエビデンスが確認できなかったのでこちらにまとめました)
こんな日本一もある
晴れの日が日本一多い岡山
岡山は過去30年間(1991~2020年)の降水量1mm未満の日数が276.7日で日本一!
岡山駅の構内などに「晴れの国 岡山」と書かれてあるコピーはここからきています。
”日照時間が最長”では山梨県、”晴天の日が一番多い”のは香川県なんです。
(晴天とは「雲量が2以上8以下の状態」をさします)
日本一のだがし売り場がある
瀬戸内市長船町には『日本一のだがし売り場』があります!
こちらはだだっ広い巨大倉庫全体が売り場になっている”駄菓子屋”さんで品ぞろえが3千種類以上で、その広さは2500平方メートルあるそう。
あくまで”自称”なのですが、おそらく日本一の駄菓子屋さんです(笑)
日本で一番高い場所に建つ天守のあるお城
備中松山城の天守の位置は標高430mでその高さ日本一!
あの有名な『竹田城』が標高353.7mでそれよりも高いんですよ。
日本の100名城の一つでもあります。
日本一大きなスウィングベル
美作市のベルピール自然公園内にある「リュバンベールの鐘」はスウィングベルとしては日本一の大きさ。
その金の大きさは直径2m、高さ1.8m、重さ6t。
小さな教会(チャペル)のようなところがあって、結婚式を挙げる方も多く「愛の鐘」と呼ばれているんですよ!
日本一の親子孫水車
新見市の『夢すき公園』にある親子孫水車は日本一の大きさで、3台の直径はそれぞれ13.6m、6m、4.5m!
こちらこ公園内施設『紙の館』ではでは手すき和紙作りが体験できオリジナルのうちわやハガキなどが作れます!
岡山県の日本一まとめ
いかがでしたか?
フルーツ生産は盛んですが、品種はとても限定的だったりするようですね。
この他、2次産業も盛んであるものの、大きな枠組みでの目立つ日本一が無いので全国的にはあまり知られていないのが”勿体無い”気がしました。
個人的に『ふなめし』はぜひ一度食べてみたいですね!