近畿地区では一番広い県である兵庫県。
大都市である神戸があり大規模な工業地帯などがある一方、過疎地域もあったりと「日本の縮図」と言われることも。
姫路城や宝塚、甲子園など独特なスポット・ブランドが沢山あり大阪のベッドタウンという側面も。
ここではそんな兵庫県の日本一をまるごと紹介して行きます。
目次
酒米の生産量日本一
2019年酒造好適米の生産量が24,954t・シェア26.0%で日本一!
その中でも酒造家から非常に人気がある品種『山田錦』の生産がとくに盛ん。
その理由は
・最高品質の山田錦が栽培される地域”特A地区のa”がある
・山田錦の発祥地が兵庫県である
・酒造と兵庫の山田錦の生産者の契約栽培による安定生産
から。
ちなみに2018年兵庫県のお米の収穫量は全国15位!
兵庫県の漁業日本一!
兵庫県北部の但馬地区は漁業が盛んで、様々な海産物が水揚げされています。
ホタルイカの漁獲量日本一
2018年ホタルイカの漁獲量が3037tで日本一!
ホタルイカといえば”富山県”のイメージがありますが2位・688tということで大差で日本一なんですよ。
その他の水産物
2019年調べで
・タコの漁獲量が1,283t・シェア3.6%
・タハタの漁獲量が1,206t・シェア22.5%
・ずわいがにの漁獲量が791t・シェア22.5%
・スズキの漁獲量が478t・シェア8.1%
・クロダイの漁獲量が261t・シェア10.9%
・海苔(養殖)の産地・生産量が53,093・シェア21.1%
これらが全国2位となっています。
この中でもハタハタ、ズワイガニ、クロダイ、海苔(養殖)は漁獲量1位の年もあるほどなんですよ。
2次産業の日本一
線香の生産量日本一
お線香の生産量は兵庫県が全国の約7割を占め日本一!
主に淡路島で生産されています。
日本酒の生産量日本一
2018年日本酒生産量の生産量が110,391kl・シェア70%で日本一!
先程紹介した酒米生産が盛んであると同時に酒造りも盛んで県内各地に80近い酒蔵があります。
釣り針の生産量日本一
国内で生産される釣り針の90%が兵庫県(加東市、小野市、西脇市)で生産されています。
地域ブランド「播州毛鉤」が有名です。
そろばんの生産量日本一
そろばん生産の国内シェア70%で日本一!
国内2大そろばん産地の一つである小野市は町をあげて「播州そろばん」をPR。
市内の国道沿いにある旧市役所東駐車場には高さ約4メートル、幅約9メートルの御題そろばんが設置されています。
マーガリンの生産額日本一
2017年267.3億円の生産額が267.3億円・シェア28.1%で日本一!
ホタルイカといえば”富山県”のイメージがありますが2位・688tということで大差がついています。
手延べそうめんの生産量日本一
手延べそうめん全国生産量のうちおよそ40%が兵庫県で生産されています。
皆さんご存知『揖保乃糸』は兵庫県の手延素麺組合が有する商標なんですよ!
他にも多くの工業製品が作られている
コレまで紹介したものの他にも
マッチ、ゴム製履き物用品、ワックス、精製脂肪酸、手引のこぎり、船用ディーゼル機関、18リットル缶、肉製品
など多くの製品で出荷額日本一になっています。
兵庫県にはこんな日本一もある
日本一長い吊橋
神戸市と淡路島を繋ぐ『明石海峡大橋』は中央支間長(2本の主塔の間の長さ)が1,991メートルと、日本一(世界一長い)吊り橋でギネス認定されています。
日本一短い国道
その距離はわずか187mの国道174号は日本一短い国道で神戸港と神戸市中央区を通る国道2号を結んでいます。
日本で一番長い国道4号線は東京〜青森を結ぶ実延長は886km!
日本一熱い温泉郷
兵庫県北西部、美方郡新温泉町にある『湯村温泉』は源泉温度が98℃で日本一暑い温泉郷です。
消防団員数が日本一
2019年兵庫県の消防団員数は41,747にんで日本一!
ちなみに”消防団”が一番多いのは愛知県で344団(兵庫県は62団)です。
兵庫県の日本一まとめ
いかがでしたか?
特徴的な農業や漁業もさることながら、製造業が盛んで色々なものが日本一になっていましたね。
阪神工業地帯や播磨臨海工業地帯に重なっているのも要因の一つであるのかと思われます。
それにしても消防団員数の日本一は意外というか不思議(笑)