九州の北西部にある佐賀県は、九州の北西部に位置し玄界灘と有明海に接しています。
有明海、そして伊万里や有田などは古くから陶磁器の産地として有名なほか、農業や水産業も盛んです。
ここではそんな佐賀県の日本一をたっぷりご紹介します!
目次
佐賀県の柑橘類日本一!
佐賀県ではその気候を生かした柑橘位の生産が盛んです。
麗紅の生産量日本一
2018年の麗紅(れいこう)の生産量は757.6t・シェア74.6%で日本一です。
2005年に品種登録されたばかりの、まだ新しい品種で酸味・甘み・コクのバランスが良く美味しいと評判の品種です。
津之輝の生産量日本一
2018年の津之輝(ツノカガヤキ)の生産量は117.5t・シェア37.4%で日本一です。
大きめの身とプリッとしたジューシーな果肉が特徴の品種です。
”ハウスみかん”の年間収穫量日本一!
2018年の早生温州うちハウスみかんの生産量は6860t・シェア34.13%で日本一です!
日本においてもっともポピュラーな”温州みかん”の生産量は2018年で6位、その他のみかんの品種でも佐賀県は上位の生産量を誇っています。
養殖海苔の収穫量日本一!
2018年の養殖海苔の生産量は65,203t・シェア25.9%で日本一です!
有明海で生まれる海苔は国内最多の生産量(佐賀、福岡、熊本など合わせてシェア約50%)を誇っています。
その理由は、
・多くの河川が流れ込んで栄養がたっぷりなこと
・淡水と海水がほどよく混ぜ合わさり海苔の養殖に適した塩分濃度である
・干満差と光合成が行われやすい
ことから。
普段ご家庭でいただいている海苔も佐賀県産かもしれませんね!?
日本一の自然
人工林の割合日本一!
その割合は66.38%(2012年)で日本一となっています。
森林のうち人工林の割合で林業が盛んであることがわかるデータになります。
植林が始まったのが江戸時代、太平洋岸で降水量が多くて木が育つのに向いていることと、江戸や大坂への海運の便もいいことから盛んになりました。
耕地面積に対する作付面積の割合(耕地利用率)が日本一!
全国で下から6番目の面積が狭い県ながら耕地利用率は140%と日本一!
100%を超えているということで多くの耕地で二毛作が行われていることになります。
佐賀平野では、夏の表作として稲を栽培する一方、温暖なため冬でも早い生育が見込め、冬の適度な乾燥があることから、冬の裏作として小麦や大麦が栽培されています。
ビールや焼酎の原料などになる二条大麦の年間収穫量は34,000トン(2006年(平成18年))で全国最多となりました。
ちょっと変わった日本一
鯛の消費量が日本一
2017年、都道府県民1人の鯛の消費量が8.34切れで日本一!
そのほか少し前のデータになりますが、総務省統計局の「家計調査(2012~2014年平均)」で、鯛の消費量が日本で一番多いのは佐賀市となっています。
全国平均が1世帯あたり566グラムのところ、佐賀市民はなんと1,976グラムも消費しているのだそうです。
我が家で鯛を食べたのは、子供たちの100日祝いくらいです。。。
冷凍食品消費量日本一!
2人以上の世帯の冷凍食品購入量が8,017円と日本一です。
2位の鳥取県は 7,299円、3位の高知県は 7,113円と2位以下は僅差で推移しています。
薬局の数が日本一!
人口10万人当たりの薬局数(平成25年)1位が佐賀県で62.92、2位は山口県で58.2です。
薬剤師さんが多いのでしょうか!?
羊羹(ようかん)消費率日本一
佐賀県古城市は羊羹で有名な市です。
小城羊羹の銘柄はなんと25軒もあります。小城市には、明治三十二年から羊羹を作り続けてきたという超老舗羊羹屋があります。
これほどの数の羊羹屋さんがあるのは日本中どこを探しても小城だけ。
そんな「羊羹王国 小城」で「日本一!ようかん祭り」が開催されました。羊羹好きにはたまらないですね。
小城市民にとって羊羹はなくてはならない存在なんです!
まとめ
佐賀県の日本一についてご紹介しました。
この他にも有田焼、唐津焼などの陶磁器、九州屈指の温泉『嬉野温泉』など魅力がたくさんあります。
正直九州の中では地味なイメージがあるかもしれませんが一度行くとハマってしまう可能性大!?