三重県といえば誰もが思い浮かぶ伊勢神宮など、日本でも屈指の観光エリアがある県。
さらに伊勢海老や松阪牛など有名な特産品も色々あってとても魅力的ですが、どんな”日本一”があるのでしょうか?
ここではそんな三重県の日本一をまるごと紹介していこうと思います。
目次
三重県が日本一の名産・特産品
いい意味で独特なラインナップの日本一となっています!
イセエビの漁獲量日本一
2019年イセエビの漁獲量は288t・シェア25.8%で日本一!
その名前の由来は”伊勢”で獲れたから!という説だけでなく
・産卵期は磯にいることが多いため”磯”エビが訛ってイセエビになったという説
・威勢のいい様子からついたという説
など諸説あり、その真相ははっきりしていないんです!
ちょっと意外というか驚きですよね?
ツツジの出荷量日本一
2019年ツツジの出荷量が2,660千本・シェア56.7%で日本一!
ピンク色がとても鮮やかできれいなツツジ、4月~5月には県内の様々な公園で”ツツジまつり”が行われています。
さつきの出荷量日本一
2019年さつきの出荷量が3,754千本・シェア80.2%で日本一!
毎年4月下旬ごろからピンクの花が咲くさつき。
様々な品種があり6月ごろまで色々な花を楽しむことができるんですよ。
三重県固有の柑橘品種!
三重県のみで生産されている柑橘類で
サマーフレッシュの生産量100.0t・シェア100.0%
(はっさくと夏みかんを交配して育成された品種でぷりぷり食感が特徴)
新姫の生産量24.5t・シェア100.0%
(すだちの仲間で酸っぱい果汁が香ばしい)
で日本一となっています。
日本一の工業生産品
三重県には工場もたくさんあり、工業製品の日本一もたくさんあります。
かぎの出荷額日本一
2018年かぎの出荷額出荷額32,555,000千円・シェア46.3%で日本一!
三重には大手鍵メーカーとして「美和ロック」の主要な工場があることでこのようになっています。
ちなみに美和ロックの本社は東京なんです。。。
ろうそくの生産額日本一
2018年ろうそくの生産額740,000千円・シェア18.2%で日本一!
亀山市で創業されたとするカメヤマローソクが有名。
”カメヤマローソク”といえば仏壇用のものがよく知られているかと思いますが、メーカー直営店ではかわいいキャンドルからアロマキャンドルまで色々な”ろうそく”が販売されていたりするんですよ!
ゴムホースの生産額日本一
2017年ゴムホースの生産額340.5億円・シェア21.4%で日本一!
自動車用のゴムホースなどが作られています。
液晶パネルの生産額日本一
2017年液晶パネルの生産額5,963.6億円・シェア52.4%%で日本一!
亀山市にはシャープ亀山工場があることから、”世界の亀山モデル”といえば聞いたことがある方も多いのでは?
ちょっぴり変わった日本一
三重県にも変わった日本一が色々ありますよ♪
日本一(世界一)のジェットコースター
ナガシマスパーランドにあるジェットコースター『スチールドラゴン2000』は走路全長:2,479mで日本一…どころか世界一でギネスにも認定されているんです。
2000年8月の開業当時は最高部高度、最大落差、最高速度も世界一でしたが現在は更新されてしまいました。
ちなみにジェットコースターが設置されている数がなんと12種類と日本最多でこれも日本一なんですよ!
日本一のロープウェイ鉄塔
三重郡菰野町にある『御在所ロープウエイ』にある「白鉄塔」はその高さは61mでロープウェイ鉄塔としては日本一の高さなんです。
日本一短い駅名
これは皆さんご存知、日本一(世界一)短い駅名といえば『津』です。
県庁市所在地である津は日本で唯一の読みがな1文字の自治体なんですよ!
海女さんが日本で一番多い三重県
日本全国には海女さんが2000人ほどいるそうですが、その中で三重県は660人ほどとその数日本一!(2018年三重県鳥羽市立海の博物館調べ)
その前の調査(2014年)から100人以上減少し、今後も高齢化、後継者不足から更に減少することが懸念されています。
おもに鳥羽市相差(おうさつ)町に多くいるそうでアワビ・サザエを中心に、イワガキなどの貝類や海藻類、イセエビ、ナマコ、ウニなどを素潜りで捕ります!
土鍋の生産量日本一
四日市市と菰野町を中心に生産されている焼き物の萬古焼(ばんこやき)の土鍋は国内の土鍋の生産高80~90%近くを占めているのだそうでそのシェアが日本一!
発祥は江戸時代中期で、伊賀焼と並んで国の伝統工芸品に指定されているんですよ。
三重県の日本一まとめ
いかがでしたか?
海、山の豊富な自然に恵まれていることで自然を活かした産業が盛んであると同時に、中京工業地帯にも入ることから製造業も盛ん。
さらに伊勢神宮からナガシマスパーランド、鈴鹿サーキットまであり観光もバッチリ!と魅力、見どころがたくさんの三重県。
愛知〜大阪の間でスルーされがちですが、改めて訪れてその魅力に触れてみるのもいいのではないでしょうか?