広大な土地を持つ「北の大地」北海道、都市部も田園部も森林部も工場地帯もみーんな日本一の広さを誇っております。
さすが、北海道はデッカイドー!
そのほかにも北海道には「日本一」に輝くものがたくさんありました。
北海道の生産物や自然、文化や記録に関する「日本一」をご紹介します!
目次
生産量日本一!
北海道の「生産量日本一」はたくさんありますが、農産物が特に多いのです。なんとこの輸入大国日本で自給率100%オーバー。さすが広大な土地をもつ北海道ですね!
それぞれの生産量と全国生産のシェア率を調べてみました。
農産物は日本一がとにかく多い!
最新のデータを過去のデータと併わせて紹介します。
ジャガイモ
2020年・年間1,732,000tで78.6%のシェア。
(2015年・年間1,907,000tで79.3%)
玉ねぎ
2018年・年間717400tで62.1%でした。
(2015年では年間819,300tで64%)
かぼちゃ
2018年・年間65500t 41.1%のシェアでした。
(2015年では年間100,700tで49%のシェア)
てんさい
「サトウダイコン」の事で、てんさい糖の材料になります。
2018年・3,901,000tの生産量、つまり北海道でしか作っていないって事ですね。
にんじん
2018年・年間164200t 28.6%のシェアでした。
スイートコーン
2018年・年間83600t 38.4%のシェアでした。
小豆
2020年・年間39,500tで93.1%のシェアです。
小麦
2016年・年間524,300tで66.3%をシェア。
様々な農産物において年々生産量が下がっていますね。それと同時に他県の生産量が増えてシェア率も年を追うごとに下がっているものが多いのが特徴的です。
そのほか、大根・大豆・ニンジンの生産量も全国一位!ラインナップを見ているとおいしいシチューが作れそうな気がしますね(笑)
北海道といえば海の恵みも素晴らしい
鮭(海面での漁獲)
年間漁獲量117,111tで86.2%をシェア。
郷土料理の石狩鍋にも鮭をたっぷり使いますよね♪同じく、トラウトサーモン(ます)の漁獲量も日本一です。
ホタテ
2019年・年間漁獲量338,618でなんと99.8%のシェア!
(2015年・年間漁獲量232,080tで99.2%)
カレイ
2017年・年間漁獲量25,186tで、シェアでは53.2%
(2015年・年間漁獲量19,004tで46.3%)
サンマ
2019年・年間漁獲量19,085tで41.7%の全国シェア率
(2015年・年間漁獲量52,093tで44.8%)
漁獲量がかなり減っているものの、全国的に不漁のためシェア率はそれほど変わっていません。
タコ
2019年・年間漁獲量23,356tでシェアでは66.4%
(2015年・年間漁獲量18,243tで56%)
ホッキ貝
2019年・年間漁獲量4,800tで約8割をシェア。
特に苫小牧のホッキ貝は北海道を代表するグルメ食材として有名です。
北海道で「海鮮丼」を頼んだら、その新鮮さとネタの大きさ&量に圧倒されます!ほんと「てんこもり」の度合いが凄いです。
畜産業でも沢山の日本一
広大な大地は、牧場にも適しています。
牛乳
2019年・年間3,965,193tで、シェアでは54.4%
(2015年・年間405,002klで13.5%)
バター
2019年・年間61,455tで、シェアでは86.80%
(2014年・年間54,961tで85.1%)
バターといえば「北海道バター」が真っ先に出てくる人も多いですよね。
日本一の自然
北の大地は自然もすごい!
ということで、自然に関する「日本一」です。
湿原の面積日本一
釧路湿原は18000ヘクタールの広さを誇り日本一です。
日本一北にある湿原
ピヤシリ山にある高層湿原です。アカエゾマツやモウセンゴケなどの高山植物の群落があり、まさに「秘境」って感じのところです。
日本最大のカルデラ湖
屈斜路湖は79.3㎢で,日本最大のカルデラ湖です。澄んだコバルトブルーの湖面は見ていると吸い込まれそうなほど神秘的。
日本一の透明度を誇る湖
摩周湖の透明度は最大深度41.6mで、日本一どころか世界一の記録を残しています。
摩周湖の水はすべて雪解け水と湧き水で出来ています。
北海道は、植物の群生地の宝庫でもあります。日本一の群生地がこんなにたくさん!
スズランの群生地
沙流郡平取町にある芽生すずらん群生地は15ヘクタールで日本一の広さを誇ります。
芝桜の群生地
滝上公園の芝桜群生地はオホーツク3大芝桜のひとつで全国的にも有名ですね。
芝桜は別名「はなつめくさ」と言い、地面にわーっと濃いピンク色の花を咲かせます。開花時期には公園中がピンクに染まってきれいです♪
タンポポの群生地、鵜川のたんぽぽ
鵡川の河川敷の「たんぽぽ公園」に群生しています。
およそ10ヘクタールもあり、開花時期には一面黄色に染まります。
日本一の文化・記録!
「北海道ならでは」な日本一の記録や文化もいろいろ!
入園者数日本一の動物園
旭川動物園は、2004年7月、東京の上野公園を抜いて月間入場者数1位に輝きました。
この年は「アザラシ館」のオープンやホッキョクグマなど新たな動物の仲間も増えた年でした。
2019年、1位は東京都恩賜上野動物園が3,479,990人、旭川市旭山動物園は4位 で1,391,428人になってしまいました。
日本一まっすぐな国道
国道12号線の美唄市から滝川市を結ぶ区間に、29.2kmに及ぶ直線道路が存在します。
日本一大きな蒸気時計
小樽オルゴール堂の前にある蒸気時計は高さ5.5m×幅1mで、15分毎に蒸気でメロディを奏でます。
日本最東端・最北端の灯台
最東端は真っ白い姿の納沙布岬(のさっぷみさき)灯台。
最北端は赤と白のツートンカラーの宗谷岬(そうやみさき)灯台になります。
その他ちょっと変わった日本一
すごいのか、すごくないのか?いややっぱりすごい!
ちょっと変わった北海道の持つ「日本一」の記録をご紹介します。
同時にペットボトルを振ってバターを作った人数日本一
310人が参加して、10分で10キログラムのバターができたそうです。
ライスバーガー日本一
記録を作ったのは直径1m10cmの「OMU(オム)バーガー」。お米を10キロ使用しました。
日本一長いピザ
十勝の本別町の開町111周年を記念して、111mのピザが作られました。
日本最速の流しそうめん
あかびら炭鉱のズリ山(炭鉱で出る捨石を積み上げて出来る山)での流しそうめんで、最高時速14.5kmを記録。そうめんが流れる竹の高低差は92mもあったそうです。
日本一大きな駅の入場券
小樽駅が販売した「石原裕次郎記念入場券」は大きさがB2サイズ。「石原裕次郎のステイタスにお答えするにはこの大きさがよい」として作られたそうです。さすが裕ちゃん。
北海道の日本一まとめ
いかがでしたか?北海道に日本一、本当にたくさんありますね!
記録日本一を目指すイベントは参加したらすっごい楽しそうですよね♪参加したい♪
そんなスケール日本一の北海道。
旅行に行った際には、ぜひ「日本一」のスポットにも寄ってみてはいかがでしょうか?