「移住してみたい都道府県ランキング」において11年連続1位に輝いている長野県。
また、「都道府県別幸福度ランキング」でも1位を獲得したことがあり、常に上位にランキングしています。
長寿で住み良いと言われる長野県ですが、具体的にどのようなところが魅力的なのでしょうか?
たくさんある長野県の日本一に迫ってみたいと思います。
目次
長野県の収穫量日本一
長野県は野菜の名産地としても知られています。
県民の野菜の摂取量も多く、男性(379g)女性(365g)ともに日本一。
信州の伝統野菜を守る取り組みも県を挙げて行なわれていて、野沢菜、常磐牛蒡、ねずみ大根など70品目以上が信州の伝統野菜として認定されています。
レタスの生産量日本一
2018年レタスの生産量は208,900t・シェア35.70%で日本一!
2位の茨城県の2倍以上の生産量でぶっちぎりのトップです。
高原野菜のレタスは長野の気候と地形にマッチしているということで美味しいものがを大量に栽培されているんです。
わさびの生産量日本一
2018年わさびの生産量は801.7t ・シェア38.50%で日本一!
水が綺麗なところでなければ育たないというわさび、北アルプスの雪解け水があるからこそですね。
安曇野市にある入場料が無料の観光農場の「大王わさび農場」では広大なわさび田の景色やお土産屋さんやフードコート、レストランが楽しめる一大施設。
名物「わさびソフトクリーム」もおすすめです!
くるみの生産量日本一
2017年くるみ生産量は111.3t ・シェア73.6%で日本一!
ダントツのシェアですね、でも日本国内で流通しているくるみの98%は輸入物なんです。
実際地元でもスーパーに出回ることも少なく、道の駅や直売店で求めるしかない状態であるほど。
クリーミーで香ばしい長野産のものは輸入物とは比べ物にならないほど美味しいんだそうです。
セロリの生産量日本一
2018年セロリの生産量は13,600t ・シェア43.70%で日本一!
湿度が低く涼しい気候で育つセロリは長野ならでは。栽培環境
いろんなきのこが生産量日本一!
2018年の調査で
・エリンギの生産量は15,995.7t・シェア40.60%
・しめじの生産量は48,826.3t・シェア41.40%
・えのきの生産量は87,940.6t・シェア62.70%
これら3つとも日本一です。
キノコ栽培が盛んな長野県はもはやきのこ王国と言ってもいいですね。
パセリの生産量が日本一
2018年パセリの生産量は806t ・シェア31.20%で日本一!
パセリは高冷地、準高冷地の冷涼な気候を活かして、夏場を中心に生産されています。
→こうしてみてみると長野の涼しい気候を活かした栽培された作物がたくさん日本一になっています!
標高日本一の色々なスポット!
長野県は奥穂高岳や槍ヶ岳など高い山々に囲まれているので山にちなんだ”高さの”日本一がたくさんあります。
そんな「日本一標高の高い場所にある○○」をご紹介したいと思います。
- 市役所の標高日本一
茅野市役所(茅野市):801.6m。 - 役場や役所の標高日本一
川上村役場(川上村):1,185m。 - 駐在所の標高日本一
志賀高原駐在所(中野市):1,508m。 - リフトで上れるスキー場日本一
横手山渋峠スキー場(山ノ内町):2,307m - 美術館の標高日本一
三ヶ原高原美術館(上田市):2,000m
こちらは道の駅にも登録されていて道の駅の標高としても日本一となっています。 - 国道の標高日本一
国道292号線(渋峠付近):2,172m - 水族館の標高日本一
蓼科アミューズメント水族館(茅野市):1,750m
こちらは日本一どころか、世界一標高の高い水族館です。 - 普通鉄道の駅の標高日本一
野辺山駅(南牧村):1,345m。 - キャンプ場の標高日本一
しらびそ高原山岳オートキャンプ場(飯田市):1,918m - ゴルフ場の標高日本一
菅平グリーンゴルフ(須坂市):2,128m
長野県を訪れたら「日本一高いところ巡り」なんていうのもいいかもしれませんね!?
長寿の日本一
長野県は長らく長寿日本一の県でした。
というのも近年では滋賀県にトップの座を明け渡してしまったんです。。
しかし性別ごとに見ると、男性の平均寿命第2位、そして女性は平均寿命第1位に輝いています。
そして関連がありそうな面白いデータが!長野県では即席麺の購入量がワースト1となっているんです。
これは寿命に関係する要因のひとつではないかな?と思われますね。
まだまある長野の日本一!
えっ!こんな事が?という長野の日本一を紹介します。
「小林」さんの数が日本一!
最も小林さんが多い長野県では人口1万人あたり323.6人がコバヤシさん。
これは全国平均の4倍にあたります!
美術館の数が日本一!
日本一美術館が多い長野県、その数は110館あり、人口10万人あたりでも5.24館で全国平均の約6倍。
そしては博物館は243館あり、人口10万人あたりでも11.57館、総数は284館ある北海道に次いで長野県は2位なんですが、人口10万人あたりは1位となっています。
その理由は別荘・旅館の数が多いため地域活性化や文化交流をねらい博物館・美術館が多数つくられてきたと言われています。
日帰り温泉の数が日本一
温泉地の数ではなく”日帰り温泉”の数が729施設と日本一です。
リゾート、観光施設として開発されたものが多いためであるといわれています。
長野県の魅力を感じていただけたでしょうか?
日本一長い河川
長さ367kmある信濃川が日本で一番長い川です。
長野県を流れる間は千曲川(ちくまがわ)と呼ばれていますが、新潟県まで下ると信濃川と呼び名が変わります。
隣接する都道府県の数
長野県は新潟県、群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県の8県と隣接していてその数が日本一!
ちなみに次いで埼玉県、岐阜県が7県と隣接していて2位となっています。
長野県の日本一まとめ
気候を活かした農作物、そして標高の高い位置にある県ならではの日本一がたくさんありましたね?
長野県民は野菜をたくさん食べて、高地のきれいな空気を吸うことができるってとても羨ましい!!!