石川

”加賀百万石”の石川県の日本一は豊富な観光資源の裏付けがたくさんだった!

”加賀百万石”の石川県の日本一は豊富な観光資源の裏付けがたくさんだった!

大河ドラマ『利家とまつ』NHK連続ドラマ小説『まれ』の舞台として注目されたほか、2015年開通した北陸新幹線でより“近くなった”石川県。

歴史ある街並みや日本海グルメなど魅力あふれる石川県の”日本一”をお伝えします!

石川県の産業日本一

天然ふぐの漁獲量日本一

石川県の産業日本一 天然ふぐの漁獲量日本一

2019年天然ふぐの漁獲量は656t・シェア14.8%で日本一、能登半島沿岸で取れる「能登ふぐ」が有名です!

山口・下関のイメージが強いフグですが、意外なことに漁獲量日本一は石川県、ここで獲れたものが大阪や下関に出荷されているんですよ。

ちなみに山口県の漁獲量は214tでシェア4.8%の5位、下関が日本一であるのは「フグの取扱量」なのだそうです。

さらに余談ですが下関では、「フグ」ではなく、福にかけて「フク」と呼ばれます!

金箔生産量日本一

日本金箔総生産量の98%以上を石川県が占めています

皆さんにも金箔といえば石川県というイメージがあるのではないでしょうか?

江戸時代、箔打ち(金箔の製造技術)は幕府の独占だったにも関わらず、加賀藩は密造を続け(!)なんと最終的には幕府から免許を獲得したという歴史があるほどです。

漆器の製造が盛んであるこの地域で金箔が使われる機会が多かったことも関係しているようです。

そんな石川県ではお料理やスイーツに上品にのせられることが多いので石川県にお越しの際は”金箔のせ”メニューも是非!

日本一の漆芸

前項で紹介したように金箔も存分に使われる輪島塗漆器。

特に何かが”日本一”というわけではありませんが素晴らしい石川県が世界に誇る”ブランド”ですのでご紹介。

輪島塗の技術は江戸時代に確立され現在まで受け継がれる伝統工芸で、その特徴は地の粉と呼ばれる輪島でしか採れない土が使われていること。

そして木地の破損しやすい部分に、布着せと呼ばれる麻布を貼り付ける作業が行われること。の、2つの特徴があります。

輪島市には多くの輪島塗が展示された「石川県輪島漆芸美術館」があるのでそちらにも足を運んで見てはいかがでしょうか?

旅館日本一

“プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選”で30年以上総合一位を連続で獲得している「加賀屋さんは明治39年創業で、能登半島の七尾湾に面した和倉温泉に位置します。

能登空港からは車で約50分、北陸新幹線から特急に乗り換え約1時間とアクセスが良いとは言えませんが、客室稼働率は80%!

全国の旅館の平均が48%ということなので、驚異の稼働率ですね。

評価が高い理由はおもてなしのレベル、景観、内装、そして食事など、あらゆる項目に関してハイレベル、もはや当たり前ですが行けば必ず満足できると評判です!

なるほどっ!という石川県の日本一

おでん屋さんの軒数が日本一

おでん屋さんの軒数が日本一

人気の旅館で美しい漆器に盛られたごちそうもいいですが、“金沢おでん”も人気。

石川県は人口当たりのおでん屋の軒数が日本一なんです。
(タウンページに記載されているおでん屋の数を人口で割った数字から算出)

金沢おでんに明確な定義はないようですが、一般に塩ベースのおでんで地のものである「バイ貝」「車麩」「筍」「赤巻」「里芋」「ふかし」「かに面」「肉いなり」と、独特のネタがたくさん使われているのが特徴です。

名前を聞いただけでは想像もつかないネタもいくつかありますね。
でもおでんに「かに」って…結局豪華になっちゃいますね(笑)

カレー屋の店舗数日本一

人口あたりのカレー屋さんの店舗数が10万人あたり8.47軒と日本一
(タウンページ 2021調べ)

そんな『金沢カレー』の特徴といえば濃厚でどろっとしたルーと千切りキャベツが特徴です。

ですが『金沢カレー』と言われる様になったのは2000年以降と実はそんなに古くないんですよ。

アイスクリーム・シャーベット、チョコレート購入額日本一

アイスクリーム・シャーベットの二人以上世帯の購入額が9,431円と日本一です。
そしてチョコレートの二人以上世帯の購入額が7,838円とこれまた日本一。

理由は分かりませんが、”甘いもの好き”なのは間違いなさそうですね!

日本一長いベンチ

石川県能登地方増穂海岸の「サンセットヒルイン増穂」には全長460.9mの日本一、どころか世界一長いベンチがあります。

ギネスブックにも掲載された夕日の名所にあるこのベンチは、830人ものボランティアの手で作られたそうです。

ちなみに2人掛けのベンチだと約1.2m、3人掛けのベンチで約1.8mということなので、このベンチは460.9÷0.6で…768人掛け、のようです(笑)

降水日数日本一

2018年・石川県の降水日数は185日で日本一
(降水日数=一日当たりの降水量が1ミリメートル以上であった日数)

夕日を見に行くなら、特に気になる空模様。

『弁当忘れても傘忘れるな』

という合言葉まであるほど雨が多い石川県。

加賀美人”という言葉があるように、美人が多いことでも有名ですが、それは雨や雪の日が多く、湿気がお肌を守ってくれるからだとか?そうでないとか?

美肌日本一!

そしてポーラ化粧品の「新・美肌県グランプリ2020」において石川県が総合1位に選ばれたと発表。

これは”ポーラ”の店頭で検査した女性の肌データ約36万6千件について「水分量」や「毛穴」「きめ」など18項目を調べた結果から選出されたもの。

ちなみに2位・秋田県、3位・山梨県となっています。

日本一大きな山車

七尾市で行われるお祭り「青柏祭(せいはくさい)」で曳かれる山車(だし)の『でか山』は高さ12m、重さ20tで日本一いい気な山車です。

毎年5月1日から5日まで開催されるお祭ということで、連休の観光に訪れてみるのと良いかもしれませんね!

まとめ

いかがでしたか?石川県の日本一。

歴史を感じ、優雅な気分に浸りたいときに訪れたい観光地ですね。

夕日を見に出かけた海岸で加賀美人とのロマンチックな出会いがあるかも…
あ、お出かけの際には、傘をお忘れなく!